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副腎疲労とは?カフェインが悪化させる原因!?

2020.7.20

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キラキラに憧れるOL

普段仕事で眠気覚ましややる気アップのためにコーヒーやエナジードリンクを飲んでるけど、デメリットもために耳にするんだけど実際のところどう?コーヒーは脂肪燃焼や健康に良いって聞くから毎日飲んでるけど平気?

こういった疑問にお答えしていきます

皆さん、カフェインというと何もイメージしますか?
コーヒーやエナジードリンクが多いですよね?

このカフェインの摂取が慢性疲労につながっていることがあります
コーヒーなどに依存性がある方は注意です

この記事ではカフェインの依存性のリスクについて解説していきます

本記事の目次
  1. 副腎疲労とは?
  2. カフェインと副腎疲労の関係
  3. カフェインを含む飲み物、含まない飲み物

副腎疲労とは?

副腎疲労は主にストレスや栄養失調、慢性炎症などがきっかけでうつ病のような症状をもたらす病気です
副腎は両側の腎臓の上に位置する直径3センチほどのピラミッド型の臓器で
脳からの指令に応じて様々なホルモンを分泌し、生態を維持している

数多く分泌されるホルモンの中でとても重要なのが
元気を出したり、ストレスを打ち消したりするコルチゾール

コルチゾールは1日の中で分泌量が変動する日内変動ホルモンです
朝に多く分泌され、夜にはほとんど出なくなります

しかし現代人の多くはストレスをたくさん受けていたり
歯周病や身体の慢性炎症などがあり
常にコルチゾールを分泌していないといけない状態の方が多いです

そのため副腎は休む間もなく、稼働し続けていくうちに疲弊してしまうのです
これが副腎疲労の原因です

副腎疲労では以下のような症状が出ます
・うつ
・朝起きれない
・立ちくらみ
・花粉症、アレルギー症状がひどい
・とにかく疲れやすい
・家に帰った途端気絶するように寝る
・寝ても寝ても疲れが取れない
・イライラしやすい
・風邪の治りが遅い
・PMSが悪化した
・考えがまとまらない
・カフェインがないとキツい

現代人の多くが隠れ副腎疲労になっています
自分では気づいていないのです

カフェインと副腎疲労の関係

皆さんはカフェインといえばコーヒーやエナジードリンクをイメージすると思います
カフェインはコーヒーだけではなく、紅茶や緑茶などにも含まれます

カフェインの効果として交換神経を優位にして
やる気や集中力を高めたり、脂肪を分解する働きがあります

このやる気を高める働きは人の体内で生成されるホルモンである
ドーパミンやアドレナリンの分泌のおかげです
カフェインがこのドーパミンやアドレナリンの分泌を促進します

本来このホルモンは体内で作られるホルモンです
しかしカフェインの摂取により分泌が促進されたらどうでしょう?

強制的に分泌命令が出て、いわゆるドーピングした状態です

ドラゴンボールで例えると悟空がせんずを食べるイメージです
ちょっとチートですよね

本来ドーパミンやアドレナリンは副腎で作られます
しかしカフェインの定期的な摂取により、副腎がドーパミンなどを作らなくなってしまいます
それが副腎疲労です

でも仕事ためにやる気を出したり、集中しなきゃいけない
そこでコーヒーを飲んでドーパミンやアドレナリンを分泌してドーピングするわけです

むしろコーヒーがないとやる気を出すことが難しくなり、コーヒーに依存していきます

つまり自分の副腎でホルモンが作れない=コーヒーに依存する
この負のループにハマってしまいます

カフェインを含む飲み物、含まない飲み物

カフェインはコーヒーやエナジードリンク、紅茶や煎茶、ほうじ茶、烏龍茶、コーラなどに含まれています
お茶やコーラなどはあまりカフェインが入っているってイメージないですよね?

意外とこういった飲み物にも入っていて、よくカフェインを摂ってしまっている人もいるかもしれません

カフェインが入っていない飲み物は
水や麦茶、そば茶、ルイボスティー、カモミールティーなどのハーブティーなどです

カフェインを含まない飲み物を飲むように心がけることが副腎疲労から回復につながります

副腎がしっかりと働くように
・カフェインを摂らない
・規則正しい生活をする
・ストレスを受けることを減らす
まずこれらは大切です

少しずつでいいので、副腎疲労の改善のために取り組んでみてください

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宇田川 稜平

宇田川 稜平

栄養学のスペシャリストのボディメイクトレーナー。分子栄養学を学び、細胞レベルで栄養状態を評価し、個人に合った細かなアプローチを提案する。自身もベストボディジャパンの大会で準優勝をおさめるなど、ダイエット・ボディメイクを体現している。トレーナー専門学校の非常勤講師や区の健康教室、パーソナナルトレーニングジムでの社内研修なども務めた。SNSでの情報発信も積極的に行う。

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