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ヨーグルトは健康にホントにいいのかデメリットを解説

2020.8.4

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万年ダイエッター

ヨーグルトは健康に良いというイメージがあるけど、デメリットなんてあるの?乳酸菌やビフィズス菌が入っていて便秘にいいし、健康にいいのね?

そんな疑問にお答えします

ヨーグルトが本当に健康に良いのかというトピックに関して詳しく解説していきます
この記事を見ていただくと単純にヨーグルトが健康に良いという表面的なことではなく
栄養学的、身体の仕組み的にどう良いのか?
はたまた健康に悪いのか?を理解することができます

本記事の目次
  1. ヨーグルトが健康に良いか左右する3つのトピック
  2. トピック①カゼインの分解
  3. トピック②腸内環境
  4. トピック③アレルギー反応

ヨーグルトが健康に良いか左右する3つのトピック

皆さんはまずヨーグルトは何に良いと思って食べていますか?
腸内環境を整えて、便秘に良いというイメージですかね?

ヨーグルトには乳酸菌やビフィズス菌などが含まれていて
いわゆる善玉菌が健康に良いということですよね?

結論から先に言うと
ヨーグルトが健康に良いのかはその人によります
中途半端な意見ですいません

でもこれが事実です

これについて詳しく解説していきます

まずポイントになるのが3つあります
①カゼインの分解
②腸内環境
③アレルギー反応

この3つのポイントがヨーグルトが健康につながるかを分けます

ひとつずつ解説していきます

トピック①カゼインの分解

①のカゼインの分解について
ヨーグルトは牛乳から作られます
牛乳にはカゼインというたんぱく質が含まれ、ヨーグルトにも含まれます

このカゼインは分解しづらいたんぱく質です
分解出来なかった場合は腸に穴を空けてリーキーガット症候群の原因になったりします
リーキーガット症候群はアレルギーの原因や様々な病気の原因になります

このカゼインを体内で分解することができているかがポイントです
しかし日本人の多くはカゼインを分解する酵素をほとんど持ちません
ヨーグルトに含まれるカゼインも健康に良いと思って食べていても
体内で分解出来ず不調の原因になる可能性があります

トピック②腸内環境

続いて②の腸内環境について
先ほどのカゼインの分解と似てきますが
そもそも腸内環境が悪い状態ではカゼインがリスクになります

腸内環境が悪いということはリーキーガット症候群になっている可能性があります
その状態でカゼインを入れてしまうとより腸に穴を空けて悪化します
乳酸菌やビフィズス菌は良い方に働きますが

荒れすぎた畑にいくら良い肥料をまいてもダメなように
まずは土壌を良くしてあげることが重要です

そのためヨーグルトはまだ後の段階で食べるべきです

女性で膣カンジタを経験したことがある方は
腸内にカンジタ菌が多くなってしまっている可能性があり
腸内環境が悪い状態なので、まずは腸内環境を整えるアプローチをからするべきです

トピック③アレルギー反応

最後に③アレルギー反応
これはアレルギー検査でチェック
遅発性アレルギー検査でヨーグルトやカゼインをチェックできます
他にも様々な項目がチェック可能
小麦グルテンやそば、卵や大豆など多くの食品のチェック出来る

ヨーグルトが好きであってもアレルギー反応が出る場合もあります
その場合はまず2〜3週間食べるのをやめて体調をモニタリングします
体調が良くなればヨーグルトは控えるべきです

遅発性アレルギー検査は腸内環境のチェックにもなるので有効です

この3つのポイントをクリアしている人はヨーグルトを食べても大丈夫でしょう
善玉菌たちは良い働きをしてくれるはずです

このように健康に良いと言われる食品でも
もしかしたら自分には良くない食品かもしれません
テレビなどのメディア情報に惑わされず、自分自身の身体に耳を傾けましょう

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宇田川 稜平

宇田川 稜平

栄養学のスペシャリストのボディメイクトレーナー。分子栄養学を学び、細胞レベルで栄養状態を評価し、個人に合った細かなアプローチを提案する。自身もベストボディジャパンの大会で準優勝をおさめるなど、ダイエット・ボディメイクを体現している。トレーナー専門学校の非常勤講師や区の健康教室、パーソナナルトレーニングジムでの社内研修なども務めた。SNSでの情報発信も積極的に行う。

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