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ゴルフに必要な筋肉をご存知ですか?

2020.3.4

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ゴルフに必要な筋肉はご存知ですか?

 こんにちは、NEXTRの田村です。今までのブログでは、【簡単にできるゴルフ前のストレッチ】【簡単にできるゴルフの飛距離アップに繋がるトレーニング】と言ったゴルフのパフォーマンスを上げる為のトレーニングをご紹介してきました。今回はパフォーマンスアップに繋がるトレーニングではなく、そもそもどんな筋肉が必要なのかをご紹介したいと思います。

目次(B1)
  1. テイクバック(バックスイング)時に使われる主要な筋肉
  2. ダウンスイング時に使われる主要な筋肉
  3. フォロースルー時に使われる主要な筋肉
  4. 最後に

1,テイクバック(バックスイング)時に使われる筋肉

 テイクバックの時はバランスや関節、筋肉の可動域が重要になります。

【右利きの場合】
上半身は右側の肩関節の外旋・外転左側の肩関節の外転・内旋・内転という動きになり、大胸筋・広背筋・大円筋・肩甲下筋・棘下筋・小円筋などが主要な筋肉になります。

下半身は右股関節の内旋、左股関節の外旋という動きになり、大臀筋・中臀筋・小臀筋・腸腰筋が主要な筋肉になります。

体幹部は脊柱の回旋運動になり、腹横筋、外腹斜筋、内腹斜筋が主要な筋肉になります。

 テイクバック時に軸足の大腿四頭筋や中臀筋、大臀筋を使って動き始め、トップに近づくにつれて身体を回旋させる際に腹斜筋が使われます。そのまま広背筋大円筋棘下筋などが伸ばされてテイクバックの最終段階に到達することになります。

2,ダウンスイング時に使われる主要な筋肉

 ダウンスイングの時は目標側の膝関節の伸展、股関節の伸展が行なわれ、そこから股関節の深層外旋六筋股関節内の側方の安定性を高めつつ内旋を行なう。軸足になっている方は膝関節の伸展、股関節の伸展、足関節の底屈を行ない、体重を目標側の足に乗せていきます。体幹部に関しては、腹斜筋や大腰筋が強く働いて、股関節が伸展する時に体幹部丸めた状態を作ることができます。この形を作ることで胸がボールの上に残ったままダウンスイングを行なうことができます。

【右利きの場合】
 左脚は股関節、膝関節の進展という動きになり、大腿四頭筋・大臀筋が主要な筋肉になります。
 また股関節の安定性と内旋の動きは、深層外旋六筋(梨状筋、上双子筋、内閉鎖筋、下双子筋、大腿方形筋、外閉鎖筋)が大きく作用します。

 右脚は膝関節の伸展、股関節の伸展、足関節の底屈という動きになり、大腿四頭筋・大内転筋・ハムストリング・大臀筋・腓腹筋が主要な筋肉になります。

 体幹部は体が浮き上がらないように腹斜筋・大腰筋が働きます。

3,フォロースルー時に使われる主要な筋肉

 フォロースルーの時はインパクト後の体の減速が行なわれます。体幹部は最大パワーで力の発揮と体の減速を行ない、肩関節フィニッシュ地点に向かって高速で動くことを止める働きをします。

 最大パワーで力の発揮と体の減速の動きでは、腹斜筋・腰方形筋・大腰筋・腹横筋・腹直筋が主要な筋肉になります。
 肩関節を動きを止めるところでは、広背筋や肩甲骨を脊柱と胸郭に固定するために、前鋸筋・菱形筋・肩甲挙筋ローテーターカフ(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)が大きく作用します。

4,最後に

 ゴルフは動きの中で行なうスポーツです。それぞれの筋肉が単体で動くことはありません。ですがゴルフのパフォーマンスアップを目的としてトレーニングを行う時に、どこの筋肉が使われているのか、どこの筋肉を使わなければいけないのかを知っているのと知らないのとではトレーニングの成果にも差が出てきます。使いたい筋肉に意識をすることで、自分の弱い部分をしっかり鍛えることができますし、ゴルフでのスイングの修正もできるようになると思います。
 実際に弱い部分を鍛えるトレーニングを検索すれば、今の時代すぐに出てきます。ジムに行かなくても自宅でできる種目も多々あります。そうやってゴルフとトレーニングをしっかり併用できれば、スコアも伸びてくると思うので、試してみてください。

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田村一幸

田村一幸

大学を卒業後、一般企業に就職。その後都内の会員制フィットネスクラブに勤務し現在に至る。 中学から本格的に野球を始め、大学まで選手としてプレー。怪我も重なり大学卒業と同時に引退。高校野球の指導者と話す機会を境にトレーニングは必要だったのではと考える様になり、務めていた企業を辞めトレーナーを志す。 経歴 船橋市立船橋高等学校 卒業 東洋大学 卒業 資格 CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト) JATI-ATI 上級心理カウンセラー

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