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簡単にできるゴルフの飛距離アップに繋がるトレーニング

簡単にできるゴルフの飛距離アップに繋がるトレーニング

 こんにちは、MEXTRの田村です。前回のブログで『簡単にできるゴルフ前のストレッチ』について書いたので、今回はゴルフ繋がりで飛距離アップに繋がるトレーニングについて書きたいと思います。
 ゴルフに関するトレーニングはたくさんあります。可動域を向上させるエクササイズやスイングを安定させる為のエクササイズ、飛距離アップの為のエクササイズなど、挙げればキリがないですね。既に実践されている方も多いと思いますが、これからゴルフを始める方やなかなかトレーニングに時間が割けない方の参考になれば嬉しいです。

目次
  1. 飛距離アップに欠かせない筋肉
  2. 簡単にできるトレーニング5選
  3. 最後に

飛距離アップに欠かせない筋肉

 ゴルフのスイング動作は大きく分けて3つあります。テイクバック、ダウンスイング、フォロースルーです。
 スイングはテイクバックのトップの位置に到達してからダウンスイングに入ってボールを捉え、フォロースルーが完了してクラブを減速させる。この一連の流れになります。飛距離を出すにはこの動きを速いスピードで行なうことができること、そのスピードに一瞬で到達することができること、この部分が大事になります。その中でも飛距離アップの為に大事な部分が、ダウンスイングに移行するときにしっかりとパワーが生み出されることとスイングフェーズの移行期の体重移動です。それを可能にしてくれる筋肉が大臀筋中臀筋ハムストリングです。この筋肉がメインとして働くので、しっかりと働かせるようにする必要があります。

簡単にできるトレーニング5選

次に簡単にできるトレーニングを5種目ご紹介します。

ストレートレッグ・ヒップリフト
この種目の主要筋群はハムストリングと大臀筋です。


この状態から行ないます。


かかとで床をプッシュしてお尻を持ち上げます。この時にもも裏とお尻に力が入ります。


ゆっくり降ろしてスタートポジションに戻ります。
これを10回〜12回行ないます。慣れてきたらセット数を増やしましょう。

ラテラルウォーク(ミニバンド)
この種目の主要筋群は中臀筋と小臀筋です。


この状態から行ないます


右脚を1足分外に動かします。


左脚を1足分内に動かします。

これを右側に10回行なったら左側に10回行ないます。
慣れてきたらセット数を増やしましょう。

ツイストランジ
この種目の主要筋群は大腿四頭筋、大臀筋、外腹斜筋、内腹斜筋です。
外腹斜筋と内腹斜筋は体を捻る動作に必要な筋肉です。


この状態から行ないます。


右脚を前に出し、左膝が地面に着く手前で止めます。この時に右膝がつま先より前に出ないようにします。


次に右側に捻ります。この時に右膝が外側に、左膝が内側に流れないようにします。


もう1度前を向いた状態に戻します。


その後スタートポジションに戻します。

同じ脚を続けて10回〜12回行ないます。写真のようにクラブを持って地面と平行になるように意識して行なうと、上背部の動きが制限されて脊柱の下部や腹斜筋群の動きが求められるので強度が上がります。
慣れてきたらセット数を増やしましょう。

ストークターン
この種目の主要筋群は長・短腓骨筋、中臀筋、小臀筋です。
この種目は骨盤の動きと骨盤と体幹の分離を良くすることとバランスを高めてくれる種目です。
体の中心に土台を保ったままテイクバックを行なうには必要な種目です。


右脚を軽く曲げ、右膝の後ろで左脚を固定した状態から行ないます。


胸の前で腕をクロスさせ骨盤とともに上半身を真っ直ぐにキープしたまま骨盤を右に回旋させます。


次にそこから左に回旋させます。

これを10回×2セット行ないます。左脚も同様に行ないます。

ラテラルバウンド
この種目の主要筋群は中臀筋、大臀筋、大腿四頭筋です。


両脚を軽く曲げた状態にして右脚で立ちます。この状態から行ないます。


左に1m〜1.5mジャンプし、左膝を軽く曲げた状態で着地します。この時に上半身が左脚の外側に流れないようにします。


左脚でキープした状態から反対側にジャンプし、右脚で着地します。

これを10回行ないます。

最後に

 今回ご紹介した種目はどの種目も簡単にできる種目です。ですがこの種目をやったからと言って格段に飛距離がアップするかと言ったらそうではありません。やはりそこにはゴルフそのものの練習は必要になります。ゴルフの練習とそこに必要なトレーニングをバランスよく行なうことで飛距離もスコアもアップすると思います。また、今回ご紹介は出来ていないのですが、可動性や安定性を向上させる種目や飛距離を上げるためにパワーをつけていく種目など、必要な要素はたくさんあります。教えてくださるコーチやトレーナーによってもアプローチの方法は異なります。でも実際にプレーするのは自分自身ですので、いろいろな方法を試して、自分に合ったトレーニングや練習方法を身につけて欲しいと思います。